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今更、角田光代さんの紙の月を読みました

      2016/01/11

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こんにちは、20代後半・理系サラリーマンのちゃちゃ丸です。

最近読書の冬(?)と言う訳で、読書欲が高まっており、今まで読みたかった本を読みまくっております。角田光代さんの紙の月は、宮沢りえさん主演にて映画化されましたね!宮沢りえさん、個人的に好きだったので映画を見たい見たいと思っておりました。そんなこんなで「いつか見たいなあ」と思っていた矢先、DVDなどはまだ出てないだろうと思い、「それでは先に原作を読んでしまおう」と思い立った訳です。元々、「宮沢りえさんの映画」というコトで興味を持ったのですが、調べてみると、原作は大御所・角田光代との事。あぁ更に楽しみだ(笑)

 

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あらすじ(ネタバレあるよ)

ざっくり言うと、

普通の主婦が銀行にパートとして勤める事になり、仕事上、様々なお金持ちのおじさんやおばさんに出会う。といってもお年寄りがほとんど。とあるキッカケで主人公の主婦(以下、彼女)はそのお金持ち達(つまり銀行のお客さん)から預かったお金を使ってしまう。その時は意識せず行っていた。使ってしまった小額のお金はすぐに自分の財布から戻す事になるのだけれど、やがて彼女はその行為に慣れてきてしまう。夫との普通ながらも微妙な上下関係、子供を作りたいのにセックスレス、彼女自身が受けてきた理想教育と現実社会とのズレ。それらに言葉に出来ないようなストレスを感じている彼女は、お金を使う事に快感を覚えてしまう。覆い重なる様に、とあるキッカケで出会った大学生の男の子(以下、彼)に行為を寄せられ、関係を持つ。そして彼から借金がある事を告白され、彼を助けたい一心で、彼女は銀行のお金に手を出しだす。

ざっくりとは、この様な内容です。ここから物語は彼女の狂気と堕落を描いていく訳なんですが、気になる方は本書を読んでみて結末を読んでみて下さい。

 

読んでみた感想

面白かったです。久々に女性作家の作品を読みまして、やはり男性とは視点・観点が違うなぁ、と思いましたね。

そして、宮部みゆきさんの「火車」を思い出しました。火車は確かOLがクレジットカード地獄に陥ってしまう内容で、女性の見栄・止められない購買意欲を描いた末、誰にでも(もちろん読者に)ありえそうなリアリティのある破滅の物語でした。宮部さんの小説は現代社会の闇(社会問題)を描く事が得意・というか評価されている作家さんのハズですが、今回の角田さんの「紙の月」も同様のテーマに感じられます。(角田さんが本当は別の事を書きたかったかも知れませんが、個人の感想です、許して下さい)

良かったのが、罪を犯してしまう主人公の主婦と同年代の女性(彼女の元同級生や友人)の物語が、メインストリームと同時並行で描かれていて、皆、同様にそれぞれの悩みを抱え、「横領」の罪でニュースや週刊誌で騒がれる主人公の彼女を思います。彼女の過去の話や、どういった性格の人間であったか等、うまく説明していくと共に、自分も同じ様になってしまう可能性があるという恐怖や同情といった感情も描かれていきます。ここら辺の描き方が上手ですね、さすが角田さん!といった感じ、引き込まれていきます。

彼女は最終的に、銀行に自分の横領がばれる直前に海外に逃亡します。その直前の彼女の心理描写も良いですね、落ちていく事が止められない。自分でやっている事にも関わらず、自分にはどうしようも出来ない。なにが彼女をそうしてしまったのか?明確には分かりませんが、最後に彼女は「私をここ(この状況)から連れ出して」と言います。彼女の心理状態を良くあらわしている様に思いました。

 

最近映画化された小説・その他

最近、とても漫画原作や、小説原作の映画が多いですね!紙の月、映画を見てみたいという気持ちが一段と強くなりました。(というか宮沢りえさんの演技が見たい)

最近の小説原作の映画を探してみました!

「凶悪」2013年9月

ピエール瀧さん、リリーフランキーさん、山田孝之さんなど個性的な俳優陣が出演しています、映画・面白いですよ。「凶悪ーある死刑囚の告発」という本が原作の様です、作者の名前が無く、新潮45編集部・編集としか書かれていない、出版社(雑誌?)が書いたんですかね。ちょっとレビュー見てみるとノンフィクションの様です。読んでみたいですね。

 

「偉大なる、しゅららぼん」2014年3月

ごめんなさい、こちらは小説は読みました。映画は見ていないです、というか映画化されてたのか!小説は結構売れたはずなのに全然映画の話題が無くなかったですか?私だけ??小説は面白いですよ、作者は万城目学さんです。私は万城目さんの小説はこれを初めて読みました。コメディタッチの超能力者のバトル漫画です。こんな書き方すると安っぽい小説に思われますが、一応ちゃんと読めました。

 

「さよなら渓谷」2013年6月

こちらは映画のみ見ました。知人の女性は面白いと言っていました、私もそこそこ楽しめました。芥川賞作家・吉田修一原作の様です。原作の小説の方が楽しめそうだな〜。映画の真木ようこは良い演技していました。

 

このくらいにしておきましょう、私が見たのは上記くらいですかね。小説原作の映画をもっと調べたい方はコチラを調べてみて下さい↓

小説が原作の映画作品(邦画)(※楽天エンタメナビさんのHPです)

2016年・個人的オススメの映画

最後に一つだけ、最近見た映画で面白かったものを紹介して終わりにしましょう。

 

「キンググスマン」2014年公開

邦画の話ばっかりしてきたのに、いきなり洋画でスミマセン(汗)。個人的にスパイ映画は好きなんです。近未来のハイテク等を駆使して派手なアクションでミッションをこなす。うーん、大好き。キングスマンはコリン・ファース主演(英国王のスピーチで有名ですね)で、監督はなんと「キックアス」のマシュー・ボーン。公開前からこのコンビで期待してたんですが、大当たりでした。是非、見てみて下さい。

 

おわりに

今回紹介した作品をまとめて載せておきます、宜しかったらどうぞ。それでは失礼致しますm(_ _)m

 

 

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